ベイズの公式

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2014年12月18日木曜日

ドキュメントに関する記事を寄稿しました

もう少し頻繁にブログを更新したいと思いつつ、なかなか上手くいかないものだ。
FacebookやTwitterがあるので、小ネタはそっちに吸い取られるのが大きい。

さて本題。
会社のお仕事でWeb媒体に連載記事を書くことになった。
与えられたお題は『プロジェクト成功確率向上の近道とは?』とうもの。
これは結構難しいというか、自分としては綺麗に答をだせないテーマなので、
いろいろ悩みつつ決めた内容のものである。そのあたり、汲み取りつつ読んでいただけるとありがたい。

ドキュメントは最強のコミュニケーションツールである

タイトルがやや大げさである点は認識している。
ただし、書いた内容は嘘偽りのない自分の本音である。
ある程度のレベルを突破すれば、もはや技術は成功とはあまり関係がなくなってくる。
というか、いくら高いプログラミング技術などがあっても解決できない問題にぶちあたる。それがコミュニケーション問題である。合意形成問題といっても良い。

ソフトウェアのような複雑な構成物について、イメージや感覚、ましてや『あ・うん』の呼吸などでコミュニケーションしようとするのは間違いだと思う。キチンと言葉に定着して、お互いに確認することが必要なのである。

未来のいつかに、現在のようなドキュメントが必要なくなる時が来るだろうか。
一つの可能性は、脳にセンサーを取り付けて、考えた概念を直接取り出せるようにすることだ。これなら、自然言語という貧弱なメディアで概念をシリアライズしながらアウトプットする必要もなくなる。

ただし、考えている途中で邪念が湧いたらどうしよう?

2014年9月2日火曜日

スライド:技術系文書作成のコツ

以前作成したスライド、こっちにも貼っておこう。


プログラマの意思表明 "Design Doc"を書こう!

ちょっと時間が経ってしまったが、先日のMIJSシリコンバレー報告会にて耳にした話を紹介したい。

 この報告会によれば、シリコンバレーのソフトウェア系スタートアップ企業では、"Design Doc"が常識として普及しているそうだ。その詳しい内容を聞いてみると、非常によい『温度感』のドキュメントの使い方であり、理にかなっていると感じた。

2014年8月23日土曜日

ベイジアンネットワークはじめました

とある事情で、ベイジアンネットワークを使ってみることになった。

ベイジアンネットワーク(BN)とは、「風が吹いたら、桶屋が儲かる」というような
因果関係が連鎖しているような状況を、ベイズの確率モデルを使って表現し、
いろいろ役にたつ情報を得ようというデータ解析手法である。

BNを使うと、
「桶屋が儲かる可能性が50%のとき、風が吹いていたことが原因である確率は?」とか
「もし風が吹き、人の目に砂ぼこりが入る可能性が10%アップすると、桶屋が儲かる確率は何%向上するのか?」

みたいな問題に答えが出せるらしい。

とりあえず、下記のようなテキストを購入して勉強を始めたところである。